ストレス低減のための、MBSR 8week courseを2021年4月(毎週水曜日13:00)より、オンラインで実施いたします。
MBSRとは
1979年、MBSR(Mindfulness Based Stress Reduction:マインドフルネスストレス低減法)はマサチューセッツ大学メディカルセンターのストレス低減クリニックで、Jon Kabat-Zinn博士とその同僚によって開発されました。今日では、世界中の医療機関、福利厚生機関、教育機関、会社経営の現場等で、広く利活用されています。
MBSRは8週間にわたる、マインドフルネスの集中トレーニングです。このプログラムは、もともと、慢性的な痛みやストレスを抱える人に向けて開発されたもので、取り除くことが難しい痛みに対し、それとうまく付き合っていくことを学ぶことで、人生をより豊かにしていくことを目的としていました。今日では、医療の分野以外に広く応用されています。
このコースに参加する多くの人は、自分自身の人生との関わり方をよりよいものにすることを目指しています。
MBSR 8 Week Courseについて
MBSRは8週間にわたる、週1回の集合クラスと、毎日の個人練習によって構成されます。また、今回の1月開講コースでは、5週目と6週目の間には、終日練習に取り組むPractice Dayが組み込まれています。
8週間をかけて、ストレスに対する自分自身の向き合い方のトレーニングを行います。
週1回のクラスは、各回2.5時間のクラスで、実際の瞑想の練習による体験的・直接的な学び、感情やストレスについての知識についての学び、そして講師や参加者とのやり取りを通じて理解を深めることにより、自分自身の学びを深めていきます。
また、各週のセッションの間の6日間は、各自1日45分以上の個人練習を行うこととなっています。
このコースは、 2021年9月より開講されるMBSR Teachers Trainingへの参加資格の一つである 「 事前にMBSR 8 週間コースを修了していること。」を満たすものとして認められます。
2021年4月開講 スケジュール
毎週水曜日13:00~15:45
①4月21日(水)
②4月28日(水)
③5月12日(水)
④5月19日(水)
⑤5月26日(水)
※5月30日(日)Practice Day
⑥6月2日(水)
⑦6月9日(水)
⑧6月16日(水)
週 | 内容 |
0 | 事前オリエンテーション お申し込み後、アシスタント講師との1対1のオンライン面談で、コースの概要、進め方、ルール、8週間をやりぬくための方法等についてミーティングを行います。オンラインで30分程度を予定しています。 |
1 | マインドフルネスを探索する コースの概要を理解し、マインドフルネスをどのように生活に取り入れていくかを学びます。食べる瞑想、呼吸の瞑想、ボディスキャンなどを通じ、体験的に今の瞬間と関わることを経験します。 |
2 | 世界と自分自身をどのように感じ取るか ものの見方が自分自身の物事への反応に影響を与えるという、重要な考え方を学びます。このセッションにおいて、感覚や思考パターンを観察し、ボディスキャンを通じてストレスに対する反応への気づきを養います。 困難に対する感覚や反応の仕方を変えることにより、自分の心身のストレスについて変化が現れます。 |
3 | 自分自身の身体とともにある マインドフルヨガ、座る瞑想、歩く瞑想に取り組みます。これらの練習を通じて、特別に時間をとって行う練習から、日常生活へマインドフルネスの要素を組み込んでいくことを学んでいきます。マインドフルであることは、喜びと力の双方をもたらすことに気づくかもしれません。また、練習を通じて、快、不快の両方について探索する機会が得らます。 |
4 | ストレスとは何か マインドフルネスの練習を通じて、自分の体験に対する興味深さとオープンさを養い、このプロセスを通じて注意をコントロールする能力を高めていきます。この週は、集中力と注意の範囲を広げていくことを学びます。ストレスのかかる状況に対して、より上手に対応していくことを学びます。 |
5 | ストレス:自動的反応かマインドフルな対応か コースの半分地点として、マインドフルネスについての基本的な考え方を明確にし、より具体的な困難やストレスに対してマインドフルに対応していくことを学びます。ここでは、自分自身がいつもぶつかる繰り返し現れるパターンを、マインドフルな態度によって解体していくことを体験します。 |
6 | マインドフルなコミュニケーション ストレスのかかる状況にあって、平衡を保とうとする能力が私たちにはあります。この週は、マインドフルネスを通じて、内なる力を高めていくコーピングについて学んでいきます。また、他者とのコミュニケーションの困難に対し、気づきや今にあることを対人関係にも適用することも学んでいきます。 |
※ | Practice Day(リトリート形式)6週目と7週目の間に、リトリート形式による終日のセッションを行います。6時間ほどをかけて、生活すべてにおいてマインドフルネスを活用していく機会となります。 |
7 | 自分自身をいたわる マインドフルネスは、生活の中で生かされてこそ価値があるものです。毎日時間をとって行うフォーマルな練習は必要不可欠なものですが、これは日常生活でマインドフルネスを活用するための基礎練習です。この週では、如何に日常生活にマインドフルネスを組み込んでいくかについて学びます。 |
8 | 振り返り、前に進む 最後に、コースを通じて学んだことを振り返ります。今後、どのように日常を送っていくか、考えてみましょう。マインドフルに生活していくために困難なこと、使えるもの、自分の態度はどのようなものでしょうか。このプログラムの最後であり、また、今後の人生の始まりとなるセッションです。 |
上記は一般的な進め方であり、詳細内容については一部変更になることがあります。
練習サポートのクラス(瞑想会、ヨガクラス)
8週間コースで大事なことは、練習を通じて、自ら体験的に学ぶことです。
そのため、毎日45分から60分程度の練習が求められます。
当センターのコースでは、この練習をサポートするため、以下の2つのクラスを提供しています。
①早朝瞑想会
平日(月、水、木、金) 5:00-6:15
休日(日) 6:30-7:45
※入退室自由で、ご自身の都合に合わせて活用いただけます。
例1.5:00-6:15まで参加する。
例2.5:45-6:15まで参加する
例3.5:00-5:30まで参加する
など
詳細は以下より
https://www.mindfulness-japan.org/open/morning/
②週末ヨガ
土曜日 18:30-19:30
日曜日 20:00-21:00
https://www.mindfulness-japan.org/open/mindfulness-compassionate-yoga/
※ヨガクラスは8週間受講者以外の方も無料で受講可能です。
講師紹介
MBSR/MBCL/MBCT/.b Teacher
マインドフルネス講師として、この5年間、350人以上にMBSR(マインドフルネスストレス低減法)、MBCL(マインドフルネスに基づくコンパッションのトレーニング)、MBCT(マインドフルネス認知療法)、.b Foundation(学校スタッフへ)といった8週間コースを行ってきました。加えて、学校のスタッフや企業など、様々な場面でマインドフルネスを教えてきました。
紹介動画(5分、日本語字幕あり)
アシスタント講師
International Mindfulness Center Japanを主催。 MBCT(マインドフルネス認知療法) Certified Teacher
当講座でAssistant Instructorを務めます。
受講場所 | オンライン会議システムZoom(無料)で実施します。Zoomの使用方法は別途お知らせします。 |
募集人員 | 最大16名(最少催行人数8名) |
受講料 | 80,000+税 |
言語 | 講義は英語で行われ、英語・日本語の通訳を介して行われます(事前の配布資料は日本語)。 |
必要な準備 | インターネット環境 インターネットに接続できるデバイス(PC/タブレット/スマートフォン) |
提供されるもの | コースハンドブック 練習用の音源 |
受講のステップ
- 次項の受講要件等をお読みいただき、それらを満たしているかをご確認ください。
- お申込みフォームより必要事項を記入の上、お申し込みください。この時点では申し込みは完了しておりません。
- 当センターより、決済のためのメールが届きますので、受領後3日以内の決済をお願いいたします。決済完了時点で、お申込みが仮確定します。
- 今回講座のアシスタント講師(日本人)と日程を調整の上、事前面談を実施し、最終確定となります。なお、ご自身の身体的、精神的な事情により医療機関にかかっている場合など、状況によっては本コースへのご参加をお断りする場合がございますので、あらかじめご了承ください。その際のキャンセルポリシーは後述の通りです。
事前オリエンテーション(無料)
検討されている方向けの無料セッションです。以下よりお申し込みください。
受講要件等
- 個人練習は、1日45分間の瞑想が求められます。しっかりと時間を確保し、練習を通じて自分自身の体に落とし込んでいくことが必要となります。
- 全コース8回について、すべてのセッションに参加することが求められ、少なくとも6回以上参加できないと判断される場合は、コースへ参加することは許可されません。
- 修了証発行のためには、Practice Day(振替有り)の出席及び7回以上の出席が必須となります。
- セッションを欠席または遅刻する場合は、あらかじめインストラクター(事務局)へ連絡を行う必要があります。
- 精神疾患等により医療機関にかかっている場合等、参加が認められない場合があります(事前インタビューでインストラクターより確認があります)。※例:境界性パーソナリティ障害、統合失調症、薬物依存、アルコール依存、摂食障害、過去に自殺を試みた経験があること、など。
- 当コースは医療行為ではなく、またその代替行為ではないことを理解していること。
- 参加は自らの意思であり、他人から参加させられているのではないこと。
- グループワークに際しては、参加者お互いに敬意を払い、オープンな心で臨むこと。
- セッション中には、自分自身の体験についてシェアする場がありますが、シェアすることは強制されるものではなく、またシェアする場合でも差支えない範囲で行います。セッション中に共有されたことは、セッション以外の場に持ち出さないよう、参加者にはお互いに秘密性の約束により安全性への配慮を行っていただきます。
キャンセルポリシー
- 事前面談の結果、申込者理由により、面談後3日以内に参加のキャンセルを ①当サイト問合せフォーム ②Line ③メール のいずれかで申し出た場合は、面談手数料(5,000円+税)および決済手数料を除き、全額を返金致します。
- 事前面談の結果、 当センター側の判断で受講をお断りする場合、決済手数料を除き、全額を返金致します。
- それ以外の場合は、返金致しかねますので予めご了承ください。ただし、受講までに別の受講者により参加者の枠が満たされた場合に限り、 面談手数料(5,000円+税)および決済手数料 を除き返金致します。
お申込み
Lineアカウントをお持ちの方
Lineアカウントをお持ちの方は、まずはLineをご登録ください。
メールでの連絡が取れないケースが増えているため、確実な連絡のため、Lineの登録をお願いしております。登録いただきましたら、一度、お名前をご送信ください(ご登録者からメッセージがない状態では、事務局側からご登録者の個別確認ができず、メッセージをお送りできません)。
下記フォームよりお申込みください
Lineをお持ちでない場合、フォームへのメールアドレス記入に間違いがないか、info@mindfulness-japan.orgからの メールを受信できる設定になっているかを確認の上、 定期的にメールをチェックしていただくようお願いします。
上記を確認の上、お申し込みください。決済については追ってカード決済用メールをお送りします。請求書でのお振込みをご希望の方は、その旨、下記申込みフォーム内の自由記述欄でお知らせください。