講師紹介
Eric B. Loucks, PhD
ブラウン大学のマインドフルネスセンターのディレクターとして、マインドフルネスに基づくプログラムを指導し、マインドフルネスの科学と健康や幸福への影響を調査するため、質の高い研究をリードしています。学生向けのマインドフルネスプログラム(Mindfulness Baesd College)やマインドフルネスに基づく血圧低減法(Mindfulness Based Blood Pressure Reduction)の開発リーダーであり、マインドフルネスに基づく介入の有効性を評価する研究を行ってきました。ハーバード大学、マギル大学、ブラウン大学で教職を歴任し、約25年間マインドフルネスを実践しています。
当日の概要
タイトル | マインドフルネスと血圧低減~マインドフルネス血圧低減法のご紹介~ |
日時 | 2022年11月10日(木) 20:00-22:00 5分ほど前から入室可能です |
場所 | Zoomによるウェビナー
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定員 | 80名程度 |
参加費 | 各回:一般 5,500円(税込み) ※Study Group会員, 継続化コース受講者は月会費に含まれます。 |
言語 | 英語※同時通訳あり |
概要
ブラウン大学の研究によると、マインドフルネスのトレーニングは、注意力のコントロール、感情の調節、また健康的な生活習慣と不健康な生活習慣の自己認識を強化することにより、血圧の低下に役立つことが研究から明らかになりました。
世界保健機関(WHO)によると、米国および世界における主な死因は心臓病で、毎年およそ1,800万人近くの命を奪っています。これらの多くは、高血圧症、または異常な高血圧が原因であり、薬物療法や健康的な食生活、減量、定期的な運動をするなどライフスタイルの変化によって防ぐことが出来ます。しかし、生活習慣を変えることは大抵困難を伴います。そこで、Eric博士はマインドフルネスのトレーニングが役に立つと述べています。
Eric博士は血圧低減にマインドフルネスを適用するプログラムである、マインドフルネス血圧低減法を開発し、臨床試験を行っています。今回は、最新の研究の結果も踏まえ、マインドフルネスの医療現場における活用をご紹介いただきます。